拝啓 小沢一郎どの (顧みる二十年)
                  小田原 漂情

   一九九二年ごろ
小沢くんが級長になるクラスなら脱出しようか 南の国へ

   龍虎と称されたこともある、故橋本首班時代
小沢くんこそが総理の器かと近ごろ思ふやうになりけり

   小渕首相(故人)も倒れた
小沢くんよこんな形で倒しても誰も喜ばぬ君もさうだらう

   二〇一一年 良きにつけ悪しきにつけ

汝こそ身を投げうちて責を負え国守る(もる)といふあくなき責を

私利私欲断ちて己を閲(けみ)すべし然(さ)なる所以は瞭瞭たらむ

最早期待はたれも持つまじ幕引きとしてみづからの生(いき)を正せよ

四たび書く価はありやしらじらとあくるあしたのさは風に問ふ

さにあらず然にはあらずと言ひしかど明らかならずその心胆が

真幸くは吹かぬ風なりさりながら逆浪(げきらう)のみの民ではあらぬよ

おのづから裁くものかも時といふ厳かにして慈悲ある官(つかさ)

   そして二〇一二年四月、「判決」あり。このあと短歌作品は空白
   としておく。
          
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